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虫ブロ

昆虫記

90年代、わたしは音楽にコレを買わされた。号外編

つきづき7000円のおこずかい、それをどのようにに使うか?
90年代中期、10代のわたしの“ポップライフ”はそれにかかっていました。

まず、第一にCDとレコードだ。
聴きたい音楽は、検索の技術さえあればいくらでもタダで聴けるような現代とは違い
友達のなかで自分が一番“音楽好き”の立場になってしまうと
もう、トップランナーのつらさというか、自分が買わなけりゃ、それはもう
絶対に聴けないのです。誰かが買ってくれたのを借りるとかできないから。
なので、音源分の資金は必ず確保しなければならない。
持ってるアルバムも、アナログでリリースされたら買いなおすし
さらに観たいけど行けない現行のアーティストのライブは、ライブビートに
出演してくれるのを待つしかなかった。ハッピーズとかフリーボのライブは
そうやって聴いて、音源よりライブがいいバンドってのがいる、という
ことを知ったのでした。

第二は映画で、昔は新聞の朝刊に、その日テレビで放送される大体すべての映画の
あらすじと制作年と制作国が書かれていたから、それを参考に60年代から
80年くらいまでのものをビデオで予約録画してチェックして、
でも、どーうしても放映されなくて観たいもの(「うたかたの日々」とか「スローガン」)
は池袋のロサまで観に行きました。

で、以上のようなことをしているとオトメらしい身の回りのもの
にかける資金というのがどんどん無くなってくるのです。
わたしが虫ブロにおいて、90年代のファッション関係のグッズについて
やたらと書くのは、オシャレだったから、っていうのではなくて
一番欲望が満たされていなかったジャンルだからなのかもしれません。
あの頃の流行のものって、母親が眉をしかめるようなものが多かった気がします 笑
ひなのちゃんとかチャラみたいな水色とか白のマニキュアなんて買ってくれないもん。わたしのおかあさん。
古着買ってくると怒るし。あ、ミュージシャンが雑誌とかで「これは高円寺の古着屋でいくらだった」
なんて、インタビューも最近あんまり見かけないな。
それとレトロなヘアピンで、こう、前髪をむりやり横わけに止める感じが
わたしの中で“フォーキー“だったのですが(むろんシャギー入りまくりよ)そんなピンも
頑張って買わなくてもどこにだって廉価なものがありますよね。

で、そんな当時、ちょこっとだけそんなわたしの欲求を解消してくれたのが
beamsからリリースされていたトーキングウォッチという2000円ぐらいのデジタル時計でした。
やっぱり2001年までもうすぐということだったからか、あの時代とにかくよくあったような
近未来的ルックスかつ、声で時間をお知らせしてくれるというロボットみたいな腕時計でした。
何か国語かあったのですが、もち、フレンチでしゃべるやつ。渋谷系!
いまでは携帯があるからか、昔ほど若者が(一部のマニアとか大人は別)腕時計に
気を使っていない気がしますが、当時の雑誌をみると10000円切るくらいのおもちゃみたいな
時計がたくさん掲載されていました。

club.jpg white.jpg

左の「クラバー気取り」という言葉に時代を感じます。皆さんの身近にクラバーはいますか?
右の真ん中の白、実はわたしが90年代にとっても欲しかったもの。なぜかというと

mineko.jpg

腕見て、腕。

嶺川貴子氏の当時のアーティスト写真やインタビュー記事に掲載された写真を
複合し分析した結果、どうもこの時計なのでは?ということが判明。
でも、ネット通販なんてない時代だったから本当に「めぐりあう」まで待たなくてはならないのでした。
そして約5年後、2001年の新宿で偶然この時計を見かけたのですが、その時はすっかり熱が冷めてしまって
いて「ふーん」なんて思ってしまった。

いろんなことに夢中になったりあきたり。



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むシズは数回のメンバーチェンジを経てビデオ男優 横尾タダ乗り子(学術名:apartment 生井達也)ロシア系日本人女性ライター 進藤ナホトカ奈穂子(幼名:ベリンダ・タワー)プラスたまに身近な有名人でライブをしてます。一週間に十日きてね。

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